スマホの守り方を、進化の順にやさしく解説

PASSCODE

パスコード

スマートフォンのセキュリティの基本となる、パスコードによる画面ロック。その仕組みと今も残る役割を解説します。

入り口の鍵となる画面ロック

スマートフォンのセキュリティの基本となるのが、パスコードによる画面ロックです。数字を入力しないと端末を操作できないようにする仕組みで、最もシンプルかつ広く使われてきた認証方法です。他人に勝手に中を見られることを防ぐ、いわば入り口の鍵の役割を果たします。

桁数と入力方式の工夫

初期のパスコードは四桁の数字が一般的でしたが、これでは組み合わせが限られ、推測されるリスクがありました。そこで、桁数を増やした六桁のパスコードや、数字と文字を組み合わせた複雑なパスワードを設定できるようになり、安全性が高められていきました。

また、決まった点を線でつなぐパターンロックや、指でなぞる方式など、入力方法にもさまざまな工夫が生まれました。これらは覚えやすさと安全性を両立させる試みでしたが、いずれも他人に入力の様子を見られると突破されるおそれがあるという課題を抱えていました。

今も欠かせない基本の仕組み

パスコードは、誕生日など推測されやすい番号を避け、定期的に見直すことでより安全に使えます。生体認証が普及した現在でも、端末の再起動時など、最終的な本人確認の手段としてパスコードは重要な役割を担い続けています。基本でありながら、今なお欠かせない仕組みです。

次のページでは、パスコードの手間やのぞき見のリスクを解消する技術として登場した指紋認証を紹介します。